渓流解禁GO!GO!(フライタイイング編)

Last Updated on 2021.8.24

春といえば

フライボックス3

ド定番は、何と言ってもコカゲロウ。パターンを変えて色を変えて素材を変えて、何種類も巻かなくてはなりません。状態もニンフからイマージャー、ダン、スピナーと、とにかく弾数が必要です。けれども出発までに残された時間を逆算すると、そのすべてを巻くことはできないかもしれません。去年からの繰り越しもあるし、ここは後回しにしようかな…。完全弱腰の私。こんなことで栄光をつかめるのか!?

私はおもに九州で釣りをしておりますが、季節の進行は年々早まっているように感じられます。仕事などで2週間ほど釣りができなかったりすると、「えぇ、もう例の虫きちゃったの!?」みたいなことになっています。そのようなことに陥らないよう、ヒラタやオオクマのような気持ち大き目のフライも用意しておこうと思います。大きいフライというのは、プラモデルを組み立てる感覚にも似ていて、完成した時の満足感も高いことから、ちょっとテンションが上がります。フライに魚がライズする瞬間を想像する姿は、ガンダムごっこをしている少年とさほど変わりません。

何か忘れていない?

フライボックス4

久しぶりに長時間タイイングして疲れたなぁ!っと伸びをしていると、何かがまったく手付かずであったことに気が付きました。カディス!フライとしてはどうしても色味が地味なだけに、「巻いてよ」と自ら主張することがない彼ら。釣り場では頼り切りなのだけれど、いつもタイイングの順序は後回しになってしまいます。単純なようで、バランスよく巻くのは意外と難しい…。このフライを巻くころには集中力も切れてきて、目・肩・腰にもキテいて息も絶え絶えなのであります。

Have a nice fishing!

気温や水温、天候や水量などで求められるフライは変わるので、「このフライさえあれば」という正解はないのが釣り。でも、現場でタイイングするわけにもいかないので、準備が必要なんですね。自分の心に沁みます。

最高の1匹に出会うためには準備が大事!そして準備は毛ばりだけにあらず!!というわけで、タイイングから逃避するために、しばし別の道具の準備でもして、解禁を待とうと思います。

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この記事を書いた人 フライママ

超インドア派だった私がフライフィッシングにハマり、今では子どもたちとキャンプに行くまでになりました。のんびりペースで外遊びを楽しんでいます!

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